カワキの概要
カワキは漫画『BORUTO-ボルト-』の登場キャラクターで、物語の重要な存在。
ボルトと並ぶもう一人の主人公的存在で、ツーブロックヘアーと右頬に刻まれた「Ⅸ」の文字が特徴的です。
幼少期に父親から虐待を受け、その父親に金のために「殻」のジゲンに売り飛ばされるという凄惨な過去を過ごしています。そこでアマドに改造され、さらにジゲンから「楔(カーマ)」を与えられ、適合しました。
その後ナルトに保護され、木ノ葉隠れの里で生活するようになります。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | カワキ (Kawaki) |
年齢 | 推定16歳(第2部19歳) |
出身地 | 不明 |
所属 | 木ノ葉隠れの里(保護) |
能力 | 楔(カーマ)、忍術、全身科学忍具 |
関係人物 | うずまきナルト、ボルト、ジゲン、エイダ |
カワキの人物像
カワキは幼少期に父親から虐待を受け、「殻」のジゲンに売られ、「楔(カーマ)」を与えられた凄惨な過去を持っています。アニメでは他の大人たちにも裏切られており、人間不信になる描写が追加されています。
孤独と人間不信になる過去から、他人への不信感が強い性格。
しかし、木の葉隠れでナルトに保護されてからは次第に心を開き、ボルトやナルトとの絆を深めていきます。ナルトを父親のように慕い、ボルトとは兄弟のような関係を築いています。
またアニメでは、筧スミレとの野良犬を通じた話など絡みが多く、スミレや他の木の葉隠れの人にも(カワキにしては)少しずつ心を開いています。
関係人物
- うずまきナルト: カワキを保護し、家族として受け入れて暮らす。現在はカワキによって『大黒天』の空間にヒナタと一緒に封印されている
- ボルト: 同じ「楔」を持っており、兄弟のような存在。表の主人公
- 三途アマド: 「殻」の科学者で、カワキの改造を施した本人。カワキの『楔』を利用して娘のアケビを蘇生させようとしている。
- エイダ: 殻→今は木の葉隠れで暮らしている。意図的ではないが、『全能』によってボルトとカワキの立場を逆転させた本人。カワキのことが好き
カワキの能力
主要なものを紹介。
楔(カーマ):掌からチャクラを吸収、身体能力の強化、大筒木の蓄積された戦闘経験の上乗せ、他者に刻むことで『転生』を可能にするなど、今作の鍵となる『神術』。
科学忍具:体内にナノサイズの科学忍具が入っており、全身から武器のようなものを出す。
少名碑古那(スクナヒコナ):大筒木イッシキが所有していた『神術』。「黒眼」による瞳術で、自身と視認した物質を瞬時に縮小したりもとの大きさに戻す。
大黒天(だいこくてん):時の止まった異空間に物を収納する『神術』。ナルトとヒナタは現在この異空間にいる。
作中での活躍
ボルト第1部
カワキは「殻」から脱走した後、ボルトたちに発見され、木ノ葉隠れの里で保護されます。
監視付きでナルトの家に居候しながら、デルタやジゲンとの戦いを経て成長していきます。特にデルタとの戦いでは、ヒマワリを守るために自らを犠牲にし、ナルトに信頼を寄せるようになります。
また、ナルトの救出作戦に参加し、「新生第七班」としてボロを倒したりと、木の葉隠れの忍として少しずつ馴染んでいきます。
しかし、大筒木こそがナルトや木の葉隠れの里をおびやかす存在であることに次第に固執します。
そしてモモシキがボルトの意識を乗っ取るようになり、それを危惧してボルトを「大筒木」として見るように。
ボルトの許可(頼み)とはいえ、一度ボルトを殺します。ボルトはモモシキによって生き返りますが、それを「(大筒木を)仕留め損なった」と考え、ボルト(モモシキ)と敵対。
その後エイダの『全能』によりボルトとの立場が逆転し、うずまきカワキとして里で暮らし、ボルトは里を追われます。
ボルト第2部
現在もボルトやコードなどの「大筒木」を敵視しています。
『楔』やイッシキの神術は扱えるものの、打倒大筒木を目指しているにも関わらず何故か修行をサボっており戦闘力はあまり上がっていません。
十羅やボルトには手も足も出ない状態で、サブ主人公とは……といった状況です。
木の葉隠れとも上手く馴染んでおらず、第七班として活動はしていますが、他の忍との親交はほとんどありません。
ただ、ナルトに対する義理や情は変わっておらず、ヒマワリが危険だと知ると、すぐに駆けつけようとする描写がありました。
カワキについての考察
カワキの今後の展開についての予想や、現在から推測できることがあれば随時記載します。
これからのパワーアップ
カワキは一応主人公格の一人です。今の木の葉隠れのメンバーでは一番強いのは間違いありません。
ただし現状、ボルトや覚醒コード、デイモン、十羅などの主要なキャラと比べると手も足も出ないくらいです。
このままでは「ポテンシャル」だけで十羅に本気を出させたヒマワリにもこのままでは抜かれそうな気がします。
カワキは既に「大筒木の力」がありほぼ不死身で、『楔』を使いこなし、イッシキの神術2種類を持っており、全身科学忍具の武器人間です。年齢も第2部では19歳くらいと、成熟しはじめています。
しかも、NARUTO1部〜疾風伝の間の修行期間のようなタイミングは既に終わりました。
この状態で手も足も出ないカワキが強くなる方法を考えてみます。
①血筋
カワキの父親は登場していますが、血のつながりは描写がありません。見た目の共通点もありませんし、父親には家族としての情も無さそうでした。
もしかするとカワキには血筋的にまだポテンシャルがあり、父(コカツ)はカワキを拾って使っていたのかもしれません。
『楔』に適合した理由付けにもなりますし、血筋から覚醒する可能性は無いとは言い切れません。
②優秀な師匠
ボルトは間違いなく、サスケや果心居士の元で修行や忍術の開発をしたのが一番の成長理由です。
その間、カワキには師匠はいなかったはずです。そもそも修行してなさそう。
今後カワキに師匠が現れ、強くなる必要性を重視すれば全然追いつける可能性はあります。
現状第2部の序盤では、カワキの株は下落する一方なので根性を見せてほしいです。
③転生者
柱間やマダラ、ナルトやサスケのようなチャクラの転生者である可能性です。
大筒木の身体と『楔』込み神術3種持ちチャクラ転生者であれば、やけくそ外付けパワーだけでカワキも強くなりそうです。
このままの目的と性格で、努力や苦渋無しに強くなると、あまりにもカワキの魅力が無くなりそうなのでやめてほしいですけどね。
個人的には、カワキを好きになるためにも転機が来てほしいです。
随時考察事項があれば追記します。
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